ニュースの話題
昨日は5日ぶり?に母と電話。最近は週2回と決めているけれど、妊娠や旅行などの理由で身体がしんどくて日があいてしまった。一度電話すると平均1時間はしゃべってるので、まとまった時間が必要。
いつも手探りで、母の興味がありそうな話題を振ってみる。乗ってきたら、少しレベルを上げながら話す。
今回は安倍さんと統一教会のお話。認知症発症前の母にとっては得意分野だ。
母は宗教全般に興味があり、その学びをライフワークにしていて、これまで創価学会、エホバの証人、法の華、幸福の科学、統一教会の友人と交流がある。政治の分野では共産党ともつながっている。
どれも入信・入会する気はなく、あくまで話を聞くだけのスタンス。
キリスト教と仏教の共通点を探したり、世界共通の普遍的な教えを考察することが好き。
一週間前の電話ではニュースの内容がよく分かってなかったみたいだったけど、今回はいつもみたいに持論を展開して、私とも意見交換を楽しむことができた。内容を咀嚼するのに時間がかかるみたい。
若年性認知症の写真家、下坂厚さんの言葉が思い出される。
「すべて忘れてしまう・何もできなくなるのではなく、ちゃんと記憶はあって、それをうまく引き出せなくなる」
そして認知症研究の第一人者であった長谷川氏は「認知症の本質は暮らしの障害」と表現していた(これは弟の義母が教えてくれた言葉)
心は変わらない。
いつまでも尊厳のある暮らしを。