頑張っている

母はいつも電話ではコロナ禍以前の2、3年前と同じように話し、笑い、冗談を言う。

でも昨日ふと「(電話で私と話す時は)頑張っている(疲れるんだから)」と最後に漏らした。電話を切るころには、マラソンを完走したり、テストを制限時間内に解いたような気分なのだろうか。

負担になるのではなく、認知症の進行予防効果を発揮してくれることを切に願う。

 

アルツハイマー型の認知症について、私が少しずつ理解してきているのは「認知機能が誤作動を起こす」ということ。でも「心はその人のまま変わらない」ということ。これが救いとなるのか?本人にとっては苦痛となるのか?周りの私たちの支援の仕方にかかっている気がする。

いつも頑張って私とお話をしてくれて、ありがとう。